厄年、怖がるな。でも舐めるな

厄年、怖がるな。でも舐めるな

「今年、厄年なんだよね」

そう言う人の顔は、不安そう。

男性は25歳・42歳・61歳。
女性は19歳・33歳・37歳。

これが本厄と呼ばれる年齢。
さらに、その前後1年ずつが前厄、
後厄として加わる。

つまり1回につき3年。それが人生で3回、

…合計9年。

さすがに長すぎないか、と思う。

でも自分は、いろんな人の厄年を見てきて、
そうとも言い切れないと思った。

占い師でも意見が分かれる


実は占い師でも
厄年なんて迷信だから気にしなくていい
と言う人はけっこう多い。

でも自分は、いろんな人の厄年を見てきて、
そうとも言い切れないと思った。

迷信で終わらせるには、当たりすぎる


自分は厄年はあると思っていい派。

ただし、霊がどうとか、
呪いがどうとか、そういう話じゃない。

たとえば男性の25歳。
昔は、男性は25歳あたりで
一人前の大人として役割を
担うようになるとされていた。

社会に出て数年、
責任とプレッシャーが増える時期。

しかも体にも変化が出はじめる。
白髪が生えたり、疲れが抜けにくくなったり
変化がドッと重なるタイミング。
そりゃ何かしら起きる。

女性の19歳もそう。
昔は19歳あたりで出産して、
大人として認められる時期だった。

体も環境も大きく変わる。
変化が集中すれば、負荷もかかる。
厄が重なりやすいのは理由がある。

42歳「死に」、33歳「散々」

男性の42歳は 死に
女性の33歳は 散々

語呂合わせじゃん、と思うかもしれない。

でも、この大厄と呼ばれる年齢、
他の厄年とは明らかにレベルが違う。

転職、離婚、病気、事故。
このあたりの年齢に集中してる人が、
体感として多い。

語呂合わせが先なのか、
観察結果が先なのかはわからない。

ただ、大厄と呼ばれる理由は、
多くの人を見てきた今ならわかる。

昔の人が集めたあるある


じゃあ厄年って何なのか。

昔、統計学なんて言葉はなかった。

でも、人の人生を観察して
こういう年齢でつまずく人多くない?
と気づくことはできた。

この年齢で体壊す人、多いな、
この時期に揉め事が起きやすいなとか

そういう、生活の中の肌感覚の積み重ね。
それが何百年も積み重なった。

先人が残してくれた、
人生のあるあるみたいなもの。

スピリチュアルというよりは、
昔の人たちが集計した人生のパターン集。
で、このデータ、実際けっこう当たる。

事故多発地点の看板

じゃあ厄年って、どう捉えればいいか。

自分はこう思っている。
道路の事故多発地点の看板と同じ。

過去のデータがここ、事故多いと言っている。
だからスピードを落とす。それだけの話。

看板を見てパニックになる必要はない。
でも無視して突っ込むのも違う。

あ、ここは気をつけようでいい。
霊障でもなければ、祟りでもない。

9年間をビクビク過ごすな


厄年はあると思う、でも気にしすぎるな

矛盾してるように聞こえるかもしれない。

でもこれ、矛盾してない。
何に気をつければいいかわかっていれば、
それ以外の時間は普通に過ごせる。

前厄・後厄まで含めたら人生で合計9年。
9年間不安で過ごすなんて、
あってたまるかと思っている。

厄年は怖い年じゃない

厄年って、呪いでも霊的なものでもない。
昔の人たちがこの年齢、つまずきやすいよね
と気づいた、人生のあるあるポイント。

事故多発地点の看板を見て、
ちょっとスピードを落とす。
それくらいの感覚でいい。

あとは、もし気になるなら占いで
自分の運気の流れを見てみるのもおすすめ。

ちなみに、厄年で実際に何かあった人
どれくらいいるんだろう。
逆に何もなかったって声もあれば聞いてみたい。

人生で何度か直面する厄年、
賢く付き合っていこう。


著:あつき|占い処 六根清浄